INTERESTING-JAPANESE

興味深い日本人

歴史の変動期に現れた興味深い日本人を採り上げてみました。

島津久光のジレンマ

興味深い日本人

興味深い日本人

島津久光のジレンマ

長州、満を持して登場 万延元(1860)年桜田門外の変で井伊直弼という強烈な個性を失って以来、幕府は政治の舵取りを失い迷走状態となった。さらには外国の威圧に腰砕けとなって、さかんに朝廷の顔色を窺うようになった。 公武合体はこの弱腰からでた理...
興味深い日本人

村田蔵六(大村益次郎)の武士道

緒方洪庵の適塾 適塾は医学塾というより蘭学塾である。医師緒方洪庵が診療と平行して開設したものである。その人情味溢れる教育指導は全国に鳴り響き、門弟は延べ3000人を数えたという。 幕末、西洋を知るには蘭語だけがその糸口であり、ペリーの恫喝に...
興味深い日本人

甲子夜話(かっしやわ)の著者 松浦静山

平戸藩 藩主・松浦静山 文政4年(1821年)11月17日、甲子(きのえね)の夜、平戸藩の元藩主、松浦(まつら)静山は親友、林大学頭(だいがくのかみ)の勧めにより、心にとどめた日常の出来事を日々書き留めることとした。62歳のことである。 以...
興味深い日本人

時代を先駆けした田沼意次

希代の財政通 田沼意次 儒教は農業を基盤とした世界であって、商業では決してない。まして士大夫たる武士が商売に携わるなど、想像だにできぬことであった。 そういう観念で頭ががんじがらめになっている江戸城に、突然ふって沸いたように、商業で幕府の財...
興味深い日本人

山内一豊の妻

家康、上杉討伐を目論む 秀吉が逝去したあと、家康は頭が痛かった。 自分の齢を考えると、天下を窺うに時間はさほど残されていない。 このまま争乱もなく、平和が続くようなことになると大変である。 覇権を握るためには、秀頼を支持する勢力を、なんとし...
title
sub-title
title
sub-title
title
sub-title
title
sub-title