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日本史ひとこま

渡来人のこと

古代

古代

渡来人のこと

北朝鮮と日米韓の軋轢が高まる中、ひとたび戦火を交える事態ともなれば、朝鮮半島からの難民が大挙わが国を目指す可能性が現実味を帯びてきた。 じつは過去にも似たような事態があって、一度目は紀元前300年ころ、戦国時代の戦火を逃れ、中国東北部にいた...
古代

弥勒菩薩半跏思惟像

広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像が国宝第1号に認定されたというだけで、当時からこの像がいかに魅力的な存在であったかが分かる。 仏像にしては珍しく、座位で右足先を左大腿に乗せ、右膝頭に右肘をついて物思いにふける半跏思惟像である。どちらかというと、人...
古代

巨大古墳の登場

2世紀後半、40年ほどつづいた倭国大乱のあと、結局誰も権力を掌握しきれず、権威の象徴として卑弥呼が選ばれた。 ただし彼女に任せたのは呪術による権威だけで、卑弥呼の邪馬台国が実権を握ったわけではない。象徴天皇のごとき地位にいる。 弥生時代と呼...
古代

六朝文化の伝来

我が国ではしばしば空白の4世紀といわれるが、この時期全国の豪族なかで頭ひとつ抜けたヤマト連合政権が前方後円墳をつくって諸豪族に威容を見せつけ、一方では鉄の産地任那、百済に吸い寄せられるように朝鮮半島へ乗り出した。武器、生活器として鉄を持つも...
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