西条市紹介
西条藩の成立 西条市は現在人口約11万で、愛媛県下では松山市、今治市、新居浜市に次いで4番目になります。 ところで、歴史的には比較的目立たぬ存在であった西条市が、かつてこの地を本拠とした戦国武将・金子元宅(もといえ)のおかげで、戦国史に名を...
新居浜市紹介
新居浜市一帯は奈良時代、神野郡と呼ばれましたが、平安期に新居郡となり、その後は海岸に近い北部を新居浜と呼ぶようになりました。 鎌倉時代からは西条市と同じ金子氏の傘下で繁栄しましたが、天正13年、羽柴秀吉の攻撃をうけ金子氏は滅亡。その後江戸時...
宇和島市紹介
「宇和島は世界有数の美しい町だと思う。四方に山があって、オーストリアのインスブルックを思わせる。段々畑になっている宇和島の山手はさらに美しく、そこから海も見える。港はフランス南部のサン・ジアンド・ルースに劣らず、絵のように美しい。」 宇和島...
大洲市紹介
大洲市は愛媛県の南にあって、肱川流域の大洲城を中心に発展した町です。風光明媚な盆地で、古い町並みが保存されているところから、しばしば「伊予の小京都」と呼ばれています。 大化の改新以後、大洲は伊予国宇和郡に属していましたが、平安初期には独立し...
今治市紹介
今治市は県の東部、瀬戸内海に向かって突き出した高縄半島の先にできた港町で、タオルと造船が盛んな臨海工業都市です。特にタオルは全国一の生産高(60%以上)を誇り、造船も近世の帆船の時代から盛んに建造され、地元の海運業と結びついて、中小型船建造...
四国カルスト
松山を出発して南へ車で2時間半、四国山脈のただ中、地芳峠(1084m)にたどり着きます。 これより東を五段高原、西を大野ヶ原と呼んでいます。 そこから少しばかり、緩やかなスロープを標高1400mまで登りつめると、突如として視界が開け、四国カ...
松山市紹介
石手寺と衛門三郎 当院は松山市の東南、四国八十八か所のうち51番札所・石手寺のそばに位置します。 石手寺は奈良時代の創建ですが、その縁起については遍路の元祖とされる衛門三郎の転生物語があります。 813年に弘法大師が伊予の国を訪れた際、土地...
四国八十八カ所
仏教は突然訪れた訪問者 四国八十八カ所をめぐる人々が皆、空海の遺徳を偲んで旅しているわけではありません。 挫折感に打ちひしがれ、心の安寧や立ち直るきっかけを掴みたいという人、信仰によって病気を治したいという人、亡き人を偲ぶ弔いの旅人、歴史探...